大腸内視鏡検査(大腸カメラ)

大腸内視鏡検査
(大腸カメラ)について

「おしりからカメラを入れるなんて恥ずかしい」「受けた人が痛かったと言っていたし、怖い」という理由で検査を避けていませんか?
大腸カメラ検査は、大腸がんの早期発見と治療、そしてがん予防に欠かせない検査です。大腸全体を詳細に観察し、がんや前がん状態のポリープを特定することができます。早期のがんであれば、大腸カメラで治療ができる時代になりました。かつて、大腸には早期がんはないと言われていました。しかし、早期のがんがあることを大腸カメラで発見して、進行具合を内視鏡で調べる方法を開発し、世界に普及したのは日本人の医師なのです。また、比較的操作が難しい大腸カメラをできるだけつらくなく入れる方法(軸保持短縮法)を編み出して世に広めたのも日本人医師です。そして内視鏡のメーカーに関しては日本企業が世界を独占していて、日々多くの患者様の命を救っていることを皆様はどこまでご存じでしょうか?
しかし、我が国は他の先進国と比べてその大腸カメラを受ける人が少なく、がんの死亡率ランキングで男性のがんの2位、女性の1位になってしまっているのが現状です。早く受けてがんを発見できれば不要な手術や抗がん剤治療、人工肛門での不便な生活などを避けることができます。我々はもっと積極的に我が国が誇る医療資源を有効に使用するべきではないでしょうか。そういわれても、、、と思われる方も多いかもしれません。
そのため当クリニックでは、患者様の不安や苦痛を最小限に抑えるために様々な工夫を行っています。検査は経験豊富な専門医が担当し、痛みを軽減するために鎮静剤の使用など、一人ひとりに合わせた細やかな配慮を心がけています。

Feature

#01

鎮静剤やCO2ガスの使用で
不安や痛みを軽減

痛みなどの不安が強い患者様には、鎮静剤と鎮痛剤を併用した内視鏡検査が可能です。患者様の体格や年齢を考慮し、適切な種類と量の薬剤を用いるため、大腸カメラ検査による苦痛を最小限に抑えられます。また、検査時だけでなく検査後の腹痛に備えるために、CO2ガスを用いた検査を行うことも当クリニックの特徴です。
当クリニックには、県内複数の医療機関で大腸内視鏡検査と治療を専門的に行ってきた実績を持つ医師が在籍しています。さらに、全例でバイタルサイン、投薬状況などの経過をモニタリングし記録することで、万一の場合の対応や、次回の検査時におけるフィードバックに生かしており、安全性の高さにも自信があります。当クリニックでは、患者様にとって安全かつ心身ともにご負担が少なく、ご満足いただける大腸カメラ検査を目指しております。過去に大腸カメラ検査でつらい思いをした経験をお持ちの方も、当クリニックでご相談いただければ幸いです。

#02

大腸ポリープ切除にも対応
日帰り治療をご希望の方も
ご相談ください

大腸内視鏡検査を行った結果、大腸ポリープが見つかることがあります。その際は切除の必要性を考慮したうえで、必要があればその場で切除術を行います。入院の必要はなく日帰り治療が可能です。ただし、ポリープの数が多い場合や、入院での治療が望ましい場合(ポリープのサイズが大きすぎる場合、がんの疑いがある場合など)には詳細に調べたうえでご希望の提携先医療機関に円滑にご紹介いたします。

大腸内視鏡検査(大腸カメラ)で分かる疾患

  • 大腸ポリープ
  • 調結核
  • 潰瘍性大腸炎
  • 大腸がん
  • 大腸憩室
  • 虚血性大腸炎
  • 感染性腸炎
  • クローン病

など

大腸内視鏡検査
(大腸カメラ)の流れ

  1. 01

    検査の予約

    診察時やホームページのWEBカメラ予約サイト、またはお電話でご予約下さい。
    必要に応じて事前に受診いただき問診、検査の内容や検査の段取りのお話をさせていただきます。

  2. 02

    検査前日まで

    診察時に検査の日程が決まりましたら、検査までの段取りの確認と、検査の前日に服用する便を柔らかくする下剤や、前日に食べる検査食(腸内をきれいにしやすくし、下剤の効果を最大限に引き出すことで、検査当日の下剤を飲む量を減らす効果があります)を受け取ります。検査当日の段取りが終わっている方は、検査の3日前から繊維の多いものや消化の悪いものは避けて当日を迎えてください(消化の良いものを食べていただくことで、検査当日の下剤への反応が早くなり、楽になります)。
    WEBでの予約や電話での予約のみの方は“仮予約”の状態です。必ず検査予定日10日前までに受診して診察を受けてください。その際に問診と最終的な検査日時の確定と検査までの段取りの確認を行ってください。検査薬の処方と具体的な指示を行います。10日以内でのご予約の際は直接当クリニックに来院、もしくは電話にてお気軽にご相談ください。仕事の都合や体調不良等で検査日の変更や中止の必要がある場合には、遠慮なく早めにご連絡ください。

  3. 03

    検査前日の過ごし方

    当クリニックは、患者様の苦痛を最小限に抑えるために、事前準備にも力を注いでおります。検査を円滑に進めていただく上で必要な「下剤」と「検査食」を税込み2,000円でお渡ししているため、検査前日にご利用ください。
    検査前日は21時をもって絶食となるため、それまでに消化の良い食事をお済ませください。ただし、絶食後も水やお茶を飲んでいただくことは可能です。内服は前日の早朝まで可能ですが、血液をサラサラにする薬など一部の薬を服用いただけません。内服薬のある方は、事前に担当者までお知らせください。

  4. 04

    検査当日

    朝食は摂らず、予約時間に合わせてご来院ください。来院されましたらスタッフが前処置室にご案内いたします。院内での前処置を選択された患者様は、専用の前処置スペースで下剤を飲み、腸管をきれいにします。内服後、複数回の排便を経て、便が水のような状態になれば検査の準備ができています。

    ※自宅で服用する場合は、7時までに指定された方法で内服を完了してください。
    ※午後に大腸カメラを希望される方は、当日の朝食、昼食を抜いてください。
    ※基本的には朝の内服は飲まずに検査を行いますので、検査後に内服できるように持参して下さい。

  5. 05

    検査の実施

    前処置が終わりましたら、大腸カメラ検査を行います。鎮静剤を使用する方は点滴を確保した後に検査を行います。特に問題がなければ、検査は約15~30分で終了します。

  6. 06

    検査終了後

    検査終了後、鎮静剤を使用されなかった患者様は担当医より検査画像をお見せしながら結果のご説明をします。できる限りわかりやすい説明を心がけております。ご家族様など一緒にお聞き頂いても結構です。気になることがあれば、何でもお気軽にお尋ねください。
    また、鎮静剤を使用した患者様は、しっかり覚醒するまでリカバリー用のリクライニングチェア、もしくはベッドで休んでいただけます。1~2時間程度休んでいただきます。鎮静剤を使用すると検査前後の内容を忘れてしまうことがあるため、結果のご説明は後日改めて説明します。

    ※検査を行った後に、おなかが張ってつらいことがあります。検査の際に使用するCO2ガスによるもので自然に体内に吸収されます。徐々に楽になっていきますのでご安心ください。改善しない場合や悪化してきた場合は、すぐにスタッフに相談してください。
    ※検査中に生検(大腸の粘膜病変をつまむ検査)をした場合は、その日はアルコール摂取や熱いお風呂に入る、重い荷物を持つなどの血圧が上がる行動はできるだけ控えてください。
    ※食事は検査後1時間後からお取りできますが、当日は激しい運動は避け、体を休めるようにしてください。
    ※鎮静剤使用での検査を受けられた患者様は、帰宅の際の交通事故のリスクがあるため当日はお車、自転車、オートバイの運転は控えていただいております。徒歩でのご帰宅、またはご家族様などのお車での送迎や、タクシー、バス、電車などの公共機関でのご帰宅をお願い致します。

大腸内視鏡検査
(大腸カメラ)の費用

大腸内視鏡検査 1割負担 2,500円
3割負担 7,500円
大腸内視鏡検査+病理組織検査 1割負担 4,000円
3割負担 12,000円
大腸内視鏡検査+大腸ポリープ切除 1割負担 10,000~15,000円
3割負担 25,000~30,000円

※患者様の症例により、費用が変動する場合があります。

治療期間・回数

検査日数/1日 検査回数/1回 (症状によっては、複数回の検査が必要になることもあります。)

ご注意事項

大腸カメラ検査自体の所要時間は約10分~15分程度です(ポリープ切除や病理検査などを行うと多少長くなります) 。また、来院して検査準備開始からお会計・帰宅までの時間を含めると、鎮静剤使用なしの場合で約4時間、鎮静剤使用ありの場合で約6時間を要します。鎮静剤を使用する場合は、検査前後の出来事や説明を忘れやすくなる場合があります。ご不明点は遠慮なくお問い合わせください。
検査当日はアルコールの摂取をお控えください。飲酒は検査1時間後から再開できます。また、シャワーは可能ですが、入浴はお控えください。
ポリープを切除した場合は、消化の良い物を選んで召し上がってください。また、検査後1週間程度は激しい運動や刺激物・アルコール摂取をできるだけ控えてください。
食事の注意点は「大腸カメラ検査を受ける前はこちら」「大腸カメラ検査を受けた後はこちら」をご一読ください。

よくあるご質問

Q

大腸内視鏡検査は保険適用の検査でしょうか?

A

何らかの症状がある場合や、専門医の診断が必要な場合は保険適応が可能です。しかし、健康診断の一環として受診する場合は自費負担となります。ご不明点は医師やスタッフにお問い合わせください。

Q

検査の日は車での通院は可能ですか?

A

安全のため、公共交通機関をご利用ください。麻酔後は意識が朦朧とする場合があり、思わぬ事故を引き起こす可能性があるためです。車で来院された場合、麻酔をお断りするケースがあるため、ご注意ください。

Q

毎日服用している薬は検査後にも飲めますか?

A

血液をサラサラにするお薬や糖尿病のお薬は、検査に影響を与える可能性があるため、原則として検査前後の服用をお控えいただきます。日常的にお薬を服用されている場合は、お薬手帳をお持ちの上、医師や看護師にご相談ください。

Q

授乳中なのですが検査できますか?

A

はい、授乳中の方にも検査をご利用いただけます。ただし、麻酔薬の影響により、検査後2日間は授乳をお控えいただく必要がある点にはご留意ください。

Q

ポリープ切除後にも検査はありますか?

A

ポリープ切除後は経過観察が必要なため、1年後に再度大腸カメラ検査を受診されることをおすすめします。その後も年1回もしくは2年~3年に1回のペースで再検査の受診をご検討ください。